• 2025.11.5(水)15:21
  • Gレース完全攻略

【ア共和国杯】 直前!関係者情報

ヒビキ

少し気の早い話だが、俺は来週のエリザベス女王杯を非常に楽しみにしている。

過去5年の3連単平均配当は約79万円。
2021年には339万馬券も飛び出した、まさに“波乱を孕んだ女王決定戦”だ。

今年も例外ではない。
「あの人気馬の不安話」「秋華賞のパラディレーヌ(6人気)に匹敵する人気薄の勝負情報馬」など、現場取材でしか掴めない“本音情報”をすでに複数キャッチしている。

数字だけでなく、関係者の動き・調整過程を照らし合わせても、今年の女王杯は“波乱の再現”を予感させる条件が整ってきた。

少なくとも俺の中で――

「外れるという選択肢はない」

来週の女王杯、どうか楽しみにしていてほしい。

①ワイドエンペラー

牡7/55kg 藤岡佑介/藤岡健一

《注目度2.5点》


2走前は長期休養明けの一戦で本調子を欠いたが、前走では一変。勝ち馬に迫る惜しい内容で、確実な復調ぶりをアピールした。「休み明けはあまり良くなかったけど、2走目でだいぶ良くなった。短期放牧を挟んで、今回はその状態をしっかり保てている」と陣営。

東京で長めの距離を好走してきた経緯からも、今回の2500mは歓迎材料。「スパッと切れるタイプではないが、相手なりにしぶとく脚を使える。以前よりも折り合いがつくようになっているよ」と関係者。軽ハンデの分でどこまで着順を上げれるか。

③ローシャムパーク

牡6/59.5kg プーシャ/田中博康

《注目度3.0点》


昨年は大阪杯、ブリーダーズCターフとGⅠで連続2着。頂点にあと一歩迫る実績を残したが、その陰にはDDSP(喉鳴り)との戦いがあった。

宝塚記念15着後に手術を決断。処置は成功し、「息継ぎは改善された」と関係者は説明するが、完全回復までは至らず。直前の追い切り後にも「少し音が鳴っていた」との報告があり、実戦でどこまで踏張れるかが焦点となる。

最終追い切りは美浦ウッドでプーシャンを背に馬なりのまま好ラップを刻んだが、「この馬らしい荒々しさが見られなかった」と指揮官は慎重なトーン。気力面も「まだ70点ほど」との評価で、仕上がりは良好ながらも万全とは言い切れない。

それでも、これまでのGⅠ実績を考えれば地力は明らかに最上位。トップハンデ59.5キロを背負う立場だが、鍵は“能力をどこまで発揮できるか”に尽きる。

⑤セレシオン

牡6/57kg 荻野極/友道康夫

《注目度3.0点》


叩き2戦目で本来の走りを取り戻したい。昨年のアルゼンチン共和国杯では6着に善戦。1年越しのリベンジへ向けて、再びこの舞台に戻ってきた。

最終追い切りは栗東坂路で軽快で切れのある脚取りを見せ、全体のバランスも良好だった。「上積みはあると思う。動きも上向いているし、年齢を重ねて落ち着きも出てきた」と陣営。坂路とプールを併用した調整で息遣いも改善されており、「スムーズならもっとやれる」と陣営のトーンはまずまず。叩いた効果は確実に表れており、まだ軽視は禁物。

⑥ディマイザキッド

牡4/56kg 岩田望来/清水英克

《注目度4.0点》


前走の毎日王冠では、前残りの展開のなかただ1頭だけ大外から豪快に脚を伸ばし、上がり33秒2の最速を記録。勝ち馬レーベンスティールを上回る末脚で4着と、確かな重賞級の力を示した。

関係者は「前走は距離が少し足りなかった。以前から2500mを使いたかった」と語り、距離延長を歓迎。鞍上も「もう少し長い方が合う」と同調しており、条件替わりでの前進を見込む。

中間の調整も順調で、追い切りも「相手も動く馬だったが、こちらも手応えは良かった。体調も悪くない。今回はすごくいいよ」と手応えを口にした。「雨馬場も問題ないし、展開さえ向けば勝つシーンがあってもいい」と関係者。ハンデ56キロも恵まれた。

⑦シュトルーヴェ

セ6/59kg 鮫島克駿/堀宣行

《注目度3.5点》


前走は道悪の洋芝と強豪相手の中で7着。結果こそ振わなかったが、内容は決して悪くなく、むしろ地力の高さを再確認できるものだった。今回は一転して理想条件。日経賞、目黒記念を制したこの舞台(距離)で、陣営の手応えは明らかに強い。

最終調整では、序盤からリズム良く進み、直線では軽い促しにしっかり反応。柔らかく弾むようなフットワークで、息づかいにも余裕があった。「自分から動けていたし、ここを目標に仕上げてきた」と関係者。

放牧明けでも体の張りがあり、気配はむしろ上向きという。「この舞台が一番合う。あとは斤量をどうこなすか」と陣営。雨についてはこなせないこともないが、理想は良馬場とのこと。

⑧ボーンディスウェイ

牡6/57kg 木幡巧也/牧光二

《注目度3.0点》


これまでの先行一辺倒から、ようやく新たな形をつかみつつある。前走では控える競馬で脚をため、直線ではしっかりとした伸びを見せて3着。展開が向いたとはいえ、脚質転換の兆しを感じさせる内容だった。

陣営も「ようやく脚を使える形が見えてきた。以前よりリズムが取れている」と前向きな感触。2400m前後を使っていた頃よりも、今は走りのバランスが整ってきたという。ハンデも手頃で、流れひとつで上位進出が狙える位置にある。

まだ重賞の壁を破るにはもう一段のパンチがほしいが、確実に成長の跡が見える段階。「この競馬を続けていけば」と今回も控える競馬を予定。

⑩マイネルカンパーナ

牡5/56kg 津村明秀/青木孝文

《注目度3.0点》


陣営が「この条件が一番合う」と断言する舞台で、待望の重賞タイトルを狙う。札幌シリーズでは好内容を続けており、地力と持続力の確かさは改めて証明済み。再び東京芝2500mに戻る今回は、まさに狙い澄ました一戦となる。

夏の疲れを取るために時間をかけたが、帰厩後の動きには活気があり、師によれば「今は北海道の頃よりは元気。順調に整えられた」と納得の仕上げ。

コンビを組む津村とも相性が良く、「詰まるくらいで運ぶ形が合う」と馬群の中で運ばせたい構えだ。力を出し切るためのイメージは共有できているという。一方で、別の関係者からは「春の東京開催時がデキのピークだった」との声もあり、状態面の比較では多少トーンを抑え気味。

⑪ホーエリート

牝4/55.5kg 戸崎圭太/田島俊明

《注目度4.0点》


今回の舞台は得意の東京芝2500m。来週のエリザベス女王杯には向かわずに、コチラに回ったのも勝負度合いの表れ。臨戦過程、状態、鞍上の継続騎乗と、すべてがかみ合った好条件がそろった。陣営からも「ここでまずは重賞を取りたい」と強い意気込みが伝わってくる。

秋初戦オールカマーは強豪相手に食らいつき、内容としては十分に見どころのあるものだった。ひと叩きしたことで息づかいも整い、「順調に来ていて、いい形で臨める」と関係者。動きに力強さが戻り、馬の状態は明らかに上向いている

東京のこの距離では春に好走歴があり、舞台への適性も証明済み。「以前よりも走りに柔らかさが出てきた」との声も聞かれ、心身ともに成長を感じさせる。加えて、渋った馬場も苦にしないタイプだけに、天候次第ではさらなる追い風。

⑭ボルドグフーシュ

牡6/58kg 横山武史/宮本博

《注目度4.0点》


ついに東京芝2500mの舞台に立つ。クラシック戦線で強豪と互角に渡り合ってきた実力馬が、満を持して悲願の重賞タイトルを狙う。

前走は外枠の不利もあり、スムーズさを欠いた一戦。それでも最後まで脚を使い、内容自体は決して悪くなかった。今回は初めて放牧を挟まず在厩で調整され、「この形を一度試したかった」と陣営。調教では気配がぐっと良化し、動きにも力強さが戻ってきた。スタッフからも「今年一番の出来」「使った分の上積みが大きい」と自信の言葉が聞かれる。

初めて挑む東京の長丁場についても「むしろ合う」と関係者。長く脚を使えるタイプだけに、広いコースでその持ち味がより際立つはずだ。鞍上とも入念にコンタクトを取り、感触を深めているという。「まともに走れれば、この馬は重賞を勝てる」と陣営。積み重ねてきた経験、そしていまの充実ぶりを考えれば、悲願達成の舞台は整った。この馬にとっては、極端な瞬発力勝負の展開にならないで欲しいところ。

⑯ニシノレヴナント

セ5/56.5kg 野中悠太/上原博之

《注目度3.0点》


前走は発馬で挟まれて後方からの競馬となったが、直線で外に持ち出されると一気に加速。大外一気の差し切りで力の違いを見せつけた。これまでとはまるで別馬のような走りだった。

関係者は「メンコを外してから動きが良くなった。リズム良く脚をためられたのも大きい」と前走を振り返る。鞍上とも呼吸が合っており、「このスタイルが合っている」と評価も高い。今回も同じコンビで挑むだけに、自然と期待が高まる。

⑱スティンガーグラス

牡4/57kg ルメール/木村哲也

《注目度3.5点》


前走では中距離戦で鋭く差し切り、長めの距離における安定感をあらためて示した。2400m以上で安定した成績を残しており、東京芝2500mの舞台替わりも全く問題ない。

最終調整では、複数頭の併せ馬の中でプレッシャーを受けながらも、直線でしっかり抜け出す理想的な内容。関係者は「体調も動きも上がってきている。バランス面は前走が一番だったかもしれないが、悪くない仕上がり」と慎重ながらも手応えをにじませる。

これまで重賞ではあと一歩届かなかったが、今は心身の充実度が違う。「ルメールが手の内に入れてくれてる。目黒記念では期待外れに終わったけど、この馬もあれから力も付けてるから。大きなところを目指すためにも今度こそ結果が欲しい」と、ここは試金石の一戦になる。


※これまでに入手した関係者情報を基に、重賞出走予定の有力馬について解説します。【注目度】は5点満点で評価し、情報のトーンや調教の動き、臨戦過程を加味した上で算出したものです。なお、これらの点数は必ずしも最終結論と一致するとは限りません。





(以下、木曜更新分)

【動画】アルゼンチン共和国杯 2025「このタイミングで陣営が動いてきた意味、わかるか?」

YouTube【ヒビキの重賞情報局】も公開中!

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(以下、水曜更新分)

アルゼンチン共和国杯──ハンデに隠された“見えざる優劣”



アルゼンチン共和国杯の醍醐味は、実力差そのものよりも“斤量のさじ加減”にある。

東京芝2500mという持久力と瞬発力の両立が問われる舞台では、斤量1キロの差が上がり3Fの0.1~0.2秒に直結するとも言われる。その“わずかな差”をどう見極めるか──。

以下は私・ヒビキの個人的なハンデ診断である。



◆各馬のハンデ評価

ギャラクシーナイト(54キロ) 6歳馬。ローカルOPで2着はあるが、その後の実績に乏しい。54キロは順当。
サスツルギ(54キロ) 5歳馬。オープンでは秒単位の大敗続き。実績を踏まえれば52〜53キロでもよかった。
シュトルーヴェ(59キロ) 58.5キロでGⅡ勝ちがあり、近走も58キロ超を背負って走っている。59キロは妥当。
ショウナンアデイブ(55キロ) 6歳馬。ハンデ重賞で55キロを背負って2着がある。負担としては許容範囲。
スティンガーグラス(57キロ) 4歳馬。前走のOP勝ちが57キロ。成長力も考慮すれば、据え置きはプラス材料。
セレシオン(57キロ) 6歳馬。昨年と同じ57キロ。長期休養を挟んだ分、据え置きは妥当。
ディマイザキッド(56キロ) 4歳馬。毎日王冠を57キロで4着。そこから1キロ減は明らかに恵まれた。距離さえ克服できれば、勝ち負けになる。
ニシノレヴナント(56.5キロ) 前走のハンデ戦を55キロで勝利。1.5キロ増は見込まれた印象だが、勢いは本物。
ハギノアルデバラン(52キロ) 3勝クラスで連対なし。格下だけに52キロは納得の設定。
プラダリア(58キロ) 天皇賞秋をパスしてこちらへ。58キロを背負ってのGⅡ勝ちがあり、実績通り。
ホーエリート(55.5キロ) 4歳牝馬。目黒記念2着時が55キロ。+0.5キロなら十分に許容範囲で、恵まれた部類。
ボーンディスウェイ(57キロ) 近走ハンデ戦では57キロ固定。今回もそのままで実績相応。
ボルドグフーシュ(58キロ) GⅠで6着(58キロ)あり。重賞未勝利ながら実績上位。59キロでも不思議はなく、やや軽めの印象。
マイネルカンパーナ(56キロ) OP特別で57キロを背負って好走。小柄な馬だけに、据え置きの56キロは好材料。
ミステリーウェイ(56キロ) 7歳馬。前走を55キロで逃げ切り勝ち。1キロ加算はやや見込まれた印象。
メイショウブレゲ(55キロ) 天皇賞春(58キロ8着)、京都大賞典(57キロ3着)。実績比較で見れば55キロは明らかに恵まれた。
ローシャムパーク(59.5キロ) 重賞2勝、GⅠ2着2回。実績最上位として59.5キロは当然。トップハンデは妥当。
レーベンスティール(59.5キロ) ハンデ確認のみで出走意思なし。
ワイドエンペラー(55キロ) 7歳馬。26戦目でOP入り。54でもよかったが、近走内容を踏まえれば許容範囲。


◆馬場状態とハンデの関係

今週の東京はBコース替わり2週目。
天皇賞秋週と同様に、時計の出る高速馬場が戻っている。
芝は軽く、直線の伸びも十分。
つまり「軽い斤量で末脚を使えるタイプ」が断然有利な舞台だ。

それを踏まえたうえで、ハンデが有利に映る馬をピックアップしたい。


ハンデ有利な注目馬

ディマイザキッド(56キロ)
4歳世代の中でも屈指の末脚。毎日王冠で見せた“直線のキレ”は東京向き。1キロ減で条件好転、距離さえこなせば勝ち負け。

スティンガーグラス(57キロ)
ルメール騎乗で気配良好。4歳の勢いと安定感があり、前走同様の57キロなら力を出し切れる。素質馬らしい余裕を感じる一頭。

ボルドグフーシュ(58キロ)
菊花賞・有馬記念2着の実績を考えれば58キロはむしろ軽い。間隔を詰めて使えるようになり、本来のボルドグらしさが戻りつつある。

ホーエリート(55.5キロ)
目黒記念2着時から+0.5キロ。牡馬換算で57.5キロだが、この馬には許容範囲。牝馬ながらタフなタイプで、エリ女ではなくこちらを選んだ本気度も見逃せない。

メイショウブレゲ(55キロ)
京都大賞典でGⅠ級と互角に戦った実績を考えれば、55キロは明らかに軽い。展開次第で波乱を起こすポテンシャル十分。


◆総評

今年のハンデ設定は全体として大きな偏りがなく、力関係を素直に反映した形。ただし、東京2500mの高速馬場では、斤量差が“脚の切れ味”に直結する。

斤量59.5キロのローシャムパークは力量上当然だが、展開面では厳しい立場。むしろ注目すべきは、実績に対して軽めの評価となった4歳勢。なかでもディマイザキッドの56キロは、「恵まれた1キロ」としてレースを動かす要素になり得る。





(以下、日曜更新分)


古馬最強決定戦・天皇賞秋にて──
◎○△の完全決着で、堂々の3券種的中!



◎マスカレードボール(1着)

・春のクラシックで二冠好走
・菊花賞をスキップしての秋天直行
・陣営が早期にルメール騎手を確保
・社台RHの歴史的データとの一致

──この馬には「あらゆる角度で買い要素が揃っていた」ことを、事前にお伝えしていた。そして実際に、すべての条件が噛_合い、期待通りの圧巻パフォーマンスで古馬を撃破。

中でも特筆すべきは、早期からルメール確保に動いていた舞台裏。これは一般メディアでは報じられていない、まさに“裏情報”として価値のある材料だろう。

ルメールはこの土日の東京芝で、ほぼ完璧な騎乗ぶりを披露。特にこの天皇賞秋では、超スローペースの難しい展開でも慌てず、馬をリラックスさせながらラストで爆発させる完璧な騎乗

事前にイメージしていたゴールシーンが、そのまま現実になった──
そんな勝ち方だったのではないだろうか。



○ミュージアムマイル(2着)

「◎には及Bないが、相手なら最右翼」とご紹介していた通り、皐月賞馬の底力を発揮して2着。セントライト記念は“8分の仕上がり”だったという情報が出回っていなかったこともあり、ここでの上昇度は見抜きづらいポイントだったが、我々はしっかりと把握できていた。



△ジャスティンパレス(3着)

3着争いはクビ、クビ、ハナ差の大接戦となりましたが、ジャスティンパレスをはじめ、シランケド・アーバンシックといった馬たちも、事前に高評価を与えていた存在。

「どれが来ても的中」──
そんな余裕のある構成で、ゴール前は安心して見届けていただけたことと思う。





3週連続GⅠ的中。2つは万馬券。

秋のGⅠ・直近の成績

秋華賞(万馬券的中
菊花賞(◎○決着)
天皇賞秋(◎○決着/万馬券的中

直近のGⅠは、“全勝負レースで的中”をお届け。

我々が大事にしているのは、
「新聞に出ていない、だが確かな情報」
「陣営の思惑や裏側を読み切る目」


ヒビキ

まだまだ続く、秋のG1シリーズ。
このペースで的中を積み上げて最後まで突き抜けたいところだ。



アルゼンチン共和国杯・週初め展望

秋の東京開催もいよいよ終盤。このアルゼンチン共和国杯は、古馬のスタミナ自慢が集う“長距離戦の入口”だ。ここをきっかけにジャパンカップ、そして有馬記念へと向かう馬も多く、年末の勢力図を占ううえで見逃せない一戦になる。

今年は例年以上にメンバーが粒ぞろい

23年の菊花賞&有馬記念で2着と惜敗したボルドグフーシュを筆頭に、昨年春に東京で重賞連勝を飾ったシュトルーヴェ、そして同年オールカマー覇者のローシャムパーク。 ここに4歳牝馬ホーエリート、上がり馬ディマイザキッド、勢いあるニシノレヴナントといった新興勢力が加わる構図だ。

ハンデ戦でフルゲート必至。「実績馬の底力」と「新星の勢い」が交錯し、今年もひと筋縄ではいかない。



注目馬をピックアップ

ボルドグフーシュ

前走の京都大賞典は道悪で力を出せず大敗したが、陣営は「度外視でいい」と即断。横山武史との新コンビで坂路調整を進め、動きも上向き。“叩いて2走目+東京替わり”で反撃態勢が整った印象だ。

シュトルーヴェ

日経賞、目黒記念と昨年春に2500mを連勝した舞台巧者。前走の札幌記念は休み明けで度外視。叩いて本来の動きが戻れば、再び主役を張れる存在。長く脚を使う持続戦なら、確実に浮上してくるだろう。

ローシャムパーク

喉の手術明け。調教ではまだ完璧とまではいかないが、操縦性が良くなり、感触は上々。新たにフランスのプーシャン騎手を迎え、どんなレース運びを見せるか注目したい。

ホーエリート

軽量で怖いのがこの馬。オールカマー5着後、エリザベス女王杯ではなくこちらに照準。戸崎が引き続き跨り、「状態は前走以上」と調教師も自信あり。斤量を味方につければ、古馬牡馬相手でも通用する。

ディマイザキッド

函館記念、毎日王冠ともに0.4秒差の4着と善戦。持久力型の差し馬で、東京の長い直線はむしろ歓迎。ハンデ次第では一発があっていい。



ハンデと最終調整に要注目

実績も勢いも拮抗しており、横の比較が難しい今年のメンバー。 ここから発表されるハンデ差が、展開や取捨のポイントを左右する


今週のチェックポイント

①ハンデの確認
②各馬の得意条件の洗い出し
③1週前&最終追い切りの内容
④枠順・直前気配

この4つを順に整理していきたい。

まだまだ情報は出揃わないが、例年以上に“ハンデと調整過程”が勝負のカギを握る一戦。引き続き、このコーナーで最新情報を追っていく。



出走予定表

馬名性齢斤量想定騎手
ギャラクシーナイト 牡6 未定 大野拓
サスツルギ セン5 未定 北村宏
シュトルーヴェ セン6 未定 鮫島駿
ショウナンアデイブ 牡6 未定 池添謙
スティンガーグラス 牡4 未定 ルメール
セレシオン 牡6 未定 荻野極
ディマイザキッド 牡4 未定 岩田望
ニシノレヴナント セン5 未定 野中悠
ハギノアルデバラン 牡5 未定 原優介
プラダリア 牡6 未定 亀田温
ボルドグフーシュ 牡6 未定 横山武
ホーエリート 牝4 未定 戸崎圭
ボーンディスウェイ 牡6 未定 木幡巧
マイネルカンパーナ 牡5 未定 津村明
ミステリーウェイ セン7 未定 松本大
メイショウブレゲ 牡6 未定 石橋脩
レーベンスティール 牡5 未定 ○○
ローシャムパーク 牡6 未定 プーシャン
ワイドエンペラー 牡7 未定 藤岡佑

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MASTER Profile

重賞マスターヒビキ

重賞攻略の司令塔であり、「重賞は理詰めで攻略するもの」を信条とする。過去の膨大なデータを駆使し、展開、馬場、適性を数値化して論理的に予想を組み立てる。感覚や勢いに流されず、シミュレーションを重ねて最適解を導くスタイル。「勝つための情報」と「不要なノイズ」を見極める能力に長け、無駄を削ぎ落とした結論を提示する。

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